会社をやめてアルバイトしたら彼ができました

せっかく就職した会社を体調を崩してしまい辞めてしまいました。
会社を辞めてしばらくした頃、家の近くの最寄り駅にある美味しいと評判の居酒屋さんで、アルバイト募集の張り紙を見つけました。

両親はじっと家にこもっているよりはいいんじゃないか、と言ってくれたので週に数回だけアルバイトさせてもらうことにしました。
店長も他のスタッフもみんなとても元気がよく、私もその元気をもらって日に日に自分を取り戻せていると実感できました。

いつもは大忙しのお店なのに、突然の豪雨でめずらしくお店はシーンとしていて、他のアルバイトの子たちもまだきていなかった時、店長が私のこと「気が利くな~笑顔も素敵だしな~オレ好みなんだよなっ」っと褒めてくれました。

「Aちゃんオレ彼氏にしてくれないか?」って・・・びっくりしたけど仕事に対しての真面目な姿勢と、お客様への心配りやスタッフへの思いやりなど、店長の人柄に惚れていたので、この人とならいい関係が保てそうだ!と直感でOKしました。

今では毎日仕込みから営業中もずっと一緒で働くことの楽しさを実感しています。
両親もすっかり常連客の仲間入りをしていて早く結婚しろ~なんてお酒の力をかりて私の変わりにアピールしたりして・・・なんか幸せです。

接客と人間性

私は個人営業の居酒屋でアルバイトをしている。
そこには田舎ならではの個性的なお客さんや常連さんがたくさん来る。
面倒くさいなあと思う方もいるが、それでもお客さんと接するのはとても楽しい。

とあるお客さんは、40歳代という若さなのにきれいな白髪である。
嫁と子供、孫もいるらしいのだが、仕事場の同僚の人に聞いたところ、すごく不真面目であまり仕事をしていないそうだ。
居酒屋に飲みに来るときはとても面白い人だが、実はそうなんだ、と思いその人を見る価値観が少し変わった。
その人の仕事場の同僚の人も常連さんだ。
この人は比較的まじめに仕事をしているのだという。
よく仕事場での愚痴をこぼしているので納得もいく。
ただ、彼女を連れてきては悪酔いして大きな声でトークしていると、うるさいなあと思うこともある。
だが、どれだけ酔っぱらっていても会計はちゃんとする。
「払ったっけ?」と何度も確認するので、意外としっかりしている人なんだと思った。
別のお客さんで、他県から働きに来ている常連さんがいる。
その人も40歳代なのだが、酔っぱらってもあまり大きな声でしゃべることもなく、静かに飲んで従業員と楽しそうに話しているところをよく見る。
絵に描いたような好青年で、こんな人もいるんだなあ、と最初は驚いた記憶がある。
接客の仕事は最初は慣れなかったが、いろんな個性のある人と喋っているとやりがいや充実感を感じる。
そして都会ではこうはいかず、表面上の適当な笑顔でやり過ごすような仕事になるのかもしれない、田舎でよかったと思う。

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